パーマ液に触れた時は要注意!ハサミの手入れ方法(セルフメンテナンス)について

快適なサロンワークのためにご自身でできるハサミの手入れ方法(セルフメンテナンス)について解説します。

お客様1人のカットが終わった後

お客様1人のカットが終わるたびに毛くずを取ってセーム革で拭いてきれいにしてください。セーム革は小鹿の皮をなめしたやわらかな皮で、適度な柔軟性と油分を含むためハサミを傷つけずに付着した毛やほこり、薬品などを拭き取るのに最適です。

1日の仕事が終わった後

基本的なセルフメンテナンスは、こまめにセーム革で拭くことで十分です。必要に応じてオイルを使った手入れを行ってください。乾いた布で毛くずを拭き取りオイルをネジ部・刃線に指しながら開閉し、交差部分にたまった毛くずや金属粉を取り除きましょう。オイルは金属と金属が開閉するとこすれあう部分(触点)のみにつけるので、1滴もあれば十分です。つけすぎるとギトギトになるので注意してください。

パーマ液に触れた時

使用後すぐにお湯で洗い流し、タオル等で水分をよく拭き取ってください。パーマ液をついたままにするとすぐに腐食して深い穴があきます。穴が空いてしまうと研ぎではカバーできないケースもありますので、パーマ後の水洗いは徹底してください。

定期点検

以前に書いた記事「プロの研ぎ師が理想的なハサミを研ぎに出す頻度について解説します。」でも解説しましたが、理想的な研ぎに出すタイミングは「切れ味が悪くなったな」と感じる直前です。ハサミ屋はやしの「ハサミ研ぎ・メンテナンス」では、研ぎを行い、刃の切れ味を取り戻すだけでなく、ハサミの開閉部に挟まった毛や固まったオイルを取り除くなどのメンテナンスを行います。ハサミの開閉した数を意識して、利用頻度に応じた研ぎに出すサイクルを確立しましょう。